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地域密着型の診療所で始めた「ジオマーケティング」

今回も前回に続き、東京都区部にある診療所のマーケティング支援について書こうと思います(前回記事:「リスティング広告」の効果を高める工夫)。

今回取り上げるのは「ジオマーケティング」。以前の回でも書きましたが、詳しく紹介していきますね。

そもそもジオマーケティングとは何ぞや、という話ですが、スマートフォンなどにバナー広告を表示させる手法のことです。その仕組みが特徴的で、スマホなどの位置情報を利用して広告を配信するシステムになっているんです。つまり、あらかじめ設定した地域に存在しているスマホなどに、バナー広告を掲載する形です。

前回紹介したリスティング広告も、地域を限定して表示させられるので、似たようなものではありますが、リスティング広告では検索ワードでユーザーを絞っています。これに対し、ジオマーケティングによる広告は、検索などに関係なく対象地域にいる人に配信されます(対象とする年齢などは設定できますが)。診療所の広告というと、診療圏内に野立て看板を立てたり電柱広告を利用しているイメージですが、そのデジタル版ですね。

私が個人的に支援している診療所でジオマーケティングを運用する際は、その診療所から半径2km以内を配信範囲としています。地域密着型の診療所の場合、マーケット範囲が限定的であることを考えると、マッチする広告サービスかなと思います。

ただ、狙いとして、短期的な集患を目指してはいません。広告を見た人の脳内に、その診療所の存在が刷り込まれることを期待して利用している部分が大きいです。リスティング広告のような文字のみの広告ではなく、デザインされたバナー広告なので記憶に残しやすいのです。もちろん、記憶するだけでなく、実際にバナーをクリックして診療予約まで進む方もいます

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